港北PA 散策してきた!

東名高速の起点である東京インターチェンジを下り方向に進むと、最初に出てくるのが港北パーキングエリア。ここから17kmほど先の海老名サービスエリアと比較すると、規模は小さめだ。立ち寄るタイミングによってはトラックやバスなどの大型の駐車枠だけでなく、乗用車枠も満車のことがある。

お隣の海老名サービスエリアはメディアに取り上げられることが多い場所だが、今回はちょっと地味目な港北サービスエリアを敢えて隅々まで歩いてみた。


パーキングエリアといえば、まずはグルメ。派手さはないものの定番の麺類、丼もの、定食が揃っている。そして定食類のご飯はおかわり無料! 昨今、米の値段が急騰しているなか、これは嬉しいサービス。もっとアピールすればいいのに……と思うのだが控えめに券売機にそっと書かれているだけだ。

お土産もサーービスエリアのお楽しみのひとつ。港北サービスエリアがあるのは横浜市。それゆえに横浜名物、崎陽軒のシウマイ(シュウマイ、シューマイでななくシウマイです)が目立つ場所に置かれていた。その横には山梨県で有名な信玄餅、さらにドアを挟んで東海限定のスナック菓子。このエリアを超越したバラエティ豊かな品揃えが魅力的だ


コンビニ併設の港北サービスエリアにはATMとコピー機も完備されている。今ではATMが設置されたサービスエリアは珍しくないが、コンビニ+ATMの組み合わせがドライバーを安心させてくれる。

公式ホームページによると趣味はクルマに乗っていろいろな所へお出かけすること、宝物は真っ赤なクルマのポシェット、好物はサービスエリアのソフトクリームなんだそうだ。

うーむ、少しベタな設定ではあるが気になる人はファンクラブに入会すべし!

https://sapa.c-nexco.co.jp/michimaru/fanclub/regist

建物に併設されている売店。アイスクリームやホットスナックなど食べ歩きに向いている食べ物を買うことができる。休憩スペースが横にあり、椅子とカウンターテーブルが設置されているので、ここで売店で購入したものを食べてもいいし、運転の合間のひと息タイムに使ってもいい。

建物を一歩出ると、今や珍しい公衆電話を発見。さすがにスマホ全盛期だけに使う人はいなかったが、ちょっと懐かしくてじっくり見てみた。使用できるのは10円玉と100円玉とテレホンカードのみ。今や公衆電話は過去の遺物となってしまった感があるが、震災などの緊急時にはスマホよりも断然繋がりやすいのだ。

サービスエリアと一般道を区切っているフェンスのその外に不思議なものを見つけてしまった。下方に降りる立派な階段があるのだが、その先は完全に壁! いったい何のために作られたのかさっぱりわからなかった。建設途中とは思えないので謎が深まるばかりだ。

港北サービスエリアはこじんまりした施設だが、上下線とも徒歩で入ることもできるので、気になる人は外から行ってみてはいかがだろうか? 一般道からクルマで行っても専用の駐車スペースも完備されているのだ。

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