たかがおもちゃと侮れない! 重機ホビーを調べてみたら

ブルドーザーやショベルカー、フォークリフトにダンプカー。運転してみたい、操作してみたいと思うものが数あれど、免許の問題でなかなか難しいのが現状。そこでふと「おもちゃの重機ってどんなのがあるのだろう?」 ということが気になった。もちろんラジコンやプラモデルなどの重機シリーズがあることは知っていたが、もしかしたら時代の流れとともに、進化したおもちゃもあるかもしれない! と考えた。そこでネットの情報をリサーチした結果、なかなか面白い製品を見つけたので、その一部を紹介していこう。

これはもうワクワクしかない! そう思ったのが2-in-1 ドーザー掘削機コンボ。

最初にお断わりしておくと、これは子供用。しかしながら、その機能は充実しており、Bluetoothモコンが装備され、ワイヤレスで3段階の速度調整(2〜5km/h)ができるのだ。つまり子供が乗って遊べる大きなラジコンということになる。キャタピラなので、その場で回転なども楽しめるのだ。

さらに説明には照明、音楽、早期教育機能、USB/MP3ポートを装備と書かれているので、きっと音楽を聴くこともできるのだろう。

ただし、肝心のショベル部分は電動ではなく、運転席に装備された2本の物理スティックで行なうようだ。なかなか本格的なこの製品、車両の長さが130cm、高さは83cmとそれなりのサイズとなっている。また価格も約9万円と、おもちゃにしては高価な部類に入るだろう。

こちらは、フォークリフトの操作が楽しめるおもちゃ。子供が乗って楽しめるサイズであるため、大人は乗れないものの、フォーク操作は楽しめそうだ。

スペックを見ると「ACアダプタで簡単充電でき、操縦感覚を学べる電動乗用フォークリフト」とある。そしてワイヤレスのコントローラー付きなので、フォーク操作ができる大きなラジコンという位置づけとなっている。

筆者が注目したのは操縦席に付属しているレバーでリフトを上下に動かすことができるという部分。先ほど紹介したショベルカーはショベル部分が手動だったが、こちらは電動なのでより実車に近く、モノを運ぶこともできるわけだ。

重量は約18.5kgで最高速度:約2-4km/h、重要なリフト最大荷重は6kgとなっている。

いずれも「乗用ラジコン」というキーワードで検索できるので、興味がある人は探してみるのもいいだろう。

次はラジコンの紹介をしよう。2025年7月現在で、ネットに掲載されているもっとも高価な重機ラジコンを探したところ見つけたのがこれだ。

そのお値段は330,000円!!

C4WD 1/12 Scale Earth Digger 4200XL 油圧ショベル (RTR)動作試験済

記載されたスペックには「CNC加工の金属パーツ、完全完成品、350KVの強力なブラシレスモーター」とある。

参考までにスペックを紹介しておくと以下のとおりだ。

■100%CNC加工アルミ製(キャタピラ・油圧ポンプを除く)

■専用8ch 2.4Ghz送受信機■高輝度ライト(3W)

■最適化された油圧システム

■操縦室

■金属製キャタピラ(幅:50mm/45グレードカーボンスチール)

■高信頼性油圧バルブ・ポンプ

■高耐用油圧ホース(外形:4.5mm 内径:2.5mm ナイロン製)

■ベアリング付きシャシー

■パワーコート塗装(イエロー)

■油圧用の強力なブラシレスモーター装備

■BEC付き125Aスピードコントローラー装備

■350KV超高トルクブラシレスモーター装備(メインモーター)

■ネオジウム磁石

■ベルト/キャタピラは独立動作

■動作時間:40~50分(6500mAHバッテリー使用時)

■スチール製オイルポンプ(45mm✕30mm✕15.5mm)

■掘削力:5kg/33pounds

■スピード:310m/時

■スケール:1/12

■掘削深度:495mm

■キャビン高:155mm

■全長:1150mm 全幅:250mm 全高:840mm

■重量:20kg

掘削力や掘削深度の記載があることから、かなり本格的なラジコンであることがうかがえる。そのスケールは1/12だ。

このラジコンが実際に動くところや詳細は以下から見ることができるぞ。

https://item.rakuten.co.jp/ayard/earthdigger-tested

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