
普段何気なく見ている道路標識ですが、様々な色があることに気が付いている人は多いでしょう。しかし、なぜ種類によって色や形が違うのか、その理由は意外と知らないものです。そこで今回標識の色と形、さらに標識にまつわる規制のお話をしていきます。
標識には種類がありますが、最初に説明するのは標識の色についてです。
赤

赤は規制標識に使われますが、これは消防車が人の注意を引くために赤であることと同じ理由です。つまり注意喚起を促すために目立つ赤が使われるのです。
黄色

赤と同様に目につきやすいことで黄色が選ばれます。黄色は他の色よりも近く大きく見えるという特性があります。
青

視認性が高い青は標識にも多く使われますが、特に白地に青や青地に白の文字は、瞬時に判断し、正しく情報が伝わりやすい効果があります。
緑

緑は速いスピードで走っていても読み取りやすいため高速道路の案内標識に使われます。またドライバーの気持ちを落ち着かせる効果もあります。
では次に標識の形の違いについて説明していきます。
丸形
実際よりも大きく見える性質がある丸型は、「制限速度」など、特に注意が必要な標識に使われます。
四角
安定感のある四角は案内や誘導に向いています。
三角
三角を逆にすると不安定な形となるため、注意を引きやすくなります。そのため三角は、一時停止など特に重要な規制を知らせるのに使われます。
こうした理由から、道路標識には色と形が使い分けられているのです。では交通標識と関わり合いのある規制につてみてみましょう。
「交通規制」と「通行規制」どちらも聞き馴染みのある言葉で、どちらも道路の利用を規制するものです。なんとなく似ているのですが、それぞれで内容が異なります。
基本的に「通行規制」は道路法により道路管理者である国土交通省や都道府県、市町村等が行う規制です。
一方で「交通規制」は道路交通法により交通管理者である国土交通省、都道府県、市町村等が行う規制を指します。
つまり規制することは同じでも、元になる法律が異なるのです。
ちなみに「道路法」は交通の安全を確保し、道路の損傷を防ぐための法律です。道路を通行する車両の大きさや重さも規制されています。建設工事などの際、一定の制限を超えた場合には道路管理者に申請し許可を得る必要があります。この法律の目的は、道路における危険を防止し、交通の安全と円滑な流れを確保し、道路交通に起因する障害を防ぐことです。
一方で「道路交通法」は、歩行者、自転車、自動車、バイク、路面電車、および道路に面する住民などを対象に、道路を通行する者の安全や交通の円滑さを確保するための法律となっています。
とはいえ、道路に規制がかかっていた場合は安全を最優先に行わることに違いはありません。
