遭遇したら幸せになる!?珍しいトラック6選

鉄道業界では、黄色い列車に遭遇したら幸せになれるなどといわれている。JR東海では昨年引退していしまったが、JR西日本では今でも現役の点検・検測車両「ドクターイエロー」がそれだ。また、東京と神奈川を結ぶ京浜急行でも、1編成だけ走る黄色い旅客列車を「ハッピーイエロー」と呼び、遭遇すれば「ハッピーになれる」のだそうだ。なかなかお目にかかれない珍しい列車に遭遇できたことの希少性を、ささやかな喜びにつなげているのだろう。

自動車でも、あまりお目にかかることのない珍しい車両はたくさんある。中でもトラックは、使用目的に合わせて特殊な架装がされるために、非常に台数の少ない車両が存在するのだ。パッと見には、どのような使われ方をするのかわからないような車両もたくさんある。そんな特殊なトラックを、以下にいくつか挙げてみた。

・バルク車・バルクトレーラー

物流用語でバルクは、主に梱包されていない荷物のこと。バルク車に積む粒状物も、そのように呼ばれている。粒状物は普通の荷台ではこぼれ落ちてしまうため、バルク車はタンク式の荷台になっているのだ。液体物を運ぶタンクローリーとの違いは、粒体物の搬入口や排出口があるところ。積み込みはタンクの上部から落とし込む方式で、排出はタンク内部に空気を送り込んでその圧力を利用する。

・馬運車

その名の通り、馬を運ぶトラック。競走馬が、競馬場を転戦するときなどに使用される。馬がたいへんデリケートな動物であることや、競走馬の資産価値が高いなどといったことから、高級車並みにエアサス・エアコン・窓などを装備した荷台になっている。

・リンボーバン

見た目は箱バントラックだが、よく見ると荷台部分は蓋のある箱のように上下を重ねた状態になっている。この重なった部分が稼働させることで、荷室の高さを変えられるのだ。これは荷物の量や高さに合わせて荷室の容量を調節できるといったことのほか、高さ制限のある場所でも通行が可能になるなどといったメリットがある。

・ダンプローダー

走っている分には普通のダンプトラックだが、荷物を積み降ろしする際に荷台が後方にスライドして後部を接地させ、傾斜状態を作り出すことができる。小型重機などを、自走させて積み降ろしすることが可能なのだ。通常のダンプトラックとしても使用できるため、1台で2役をこなすことができる効率性を持つ。

・スタンショントレーラー

手摺りや支柱のことを、スタンションと呼ぶ。すなわち、トレーラーの周りに棒状の支柱をつけた車両のことだ。主に、木材や鋼材などといった長尺のものを運搬するときに使用する。スタンションは、荷物が転げ落ちないように支える役割を持っている。

・ポールトレーラー

鉄道車両や橋梁部品などといった、40mを超えるような長い荷物でも運搬可能なトレーラー。荷台が伸縮する構造になっているため、荷物に合わせて長さを調整することが可能。また、使用しないときは縮めればコンパクトに駐車しておくことができる。

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