全3回 Playback 1979 ~ 2001!第2次デコトラブームの主役トラックたち【Part1】

1975年からスタートした映画『トラック野郎』シリーズだが、1979年12月に公開された第10作目「故郷特急便」が最終作となった。同シリーズの終了でデコトラブームも終焉かと思いきや、ベース車両のモデルチェンジや飾りアイテムの進化などもあり、その人気はとどまるどころか加速するばかり。そこで本稿では’80年代後半からのバブル景気へと向かう時期から21世紀にかけての時代をトラックの変遷とともにプレイバック。「第2次デコトラブーム」とされる1979〜2001年までの、国産メーカー各社の主要モデルを掲載します。

1979年、日産ディーゼルの大型トラックがフルモデルチェンジ。通称丸目レゾナと呼ばれることになるこのモデルは、先代の丸みを帯びたデザインから直線基調のフロントマスクへと変身。積載性を優先しつつも直線的なデザインで余裕ある居住空間を確保している。

1981年に12年ぶりにフルモデルチェンジした日野の大型トラック。正式な車名にはまだなっていないが、カタログには「スーパードルフィン」というニックネームが記載されていた。国産初となるフルフローティングキャビンや電動チルトキャビンが標準装備されている。

1983年いすゞの大型トラックが15年ぶりにフルモデルチェンジし、「810」がデビュー。助手席下の安全窓をドアと一体化させるなど、全体に空力特性を意識したデザインとなった。また居住性や快適性を高めるなど、キャビン空間の進化も注目を集めた。

1983年日野のスーパードルフィンがモデルチェンジ、(格子状デザインだった先代から新型では)通称「シャッターグリル」と呼ばれるモデルが登場した。内装や操作系など、より豪華かつ機能性ある仕様に変更されている。

三菱ふそうも他社と競うように1983年、先代登場から10年ぶりにフルチェンジ。「ザ・グレート」となった(通称名は「I型」)。全体に端正かつ機能的なデザインが特徴だ。バンパー下にはエアダム(スポイラー形状)を装備するなどスポーティな印象だった。

1983年、日産ディーゼルの大型トラックが、正式なペットネーム「レゾナ」となってモデルチェンジ。新開発の直列6気筒ターボエンジン(280ps)を搭載する。先代の丸目から角型4灯式のヘッドライトとするなどスタイリッシュに変貌した。

第2次デコトラブーム初期の代表的なデコトラの1台が、このカネショウ所属の伸成丸だ。ベースは三菱ふそうのザ・グレート。V8ツインターボエンジンを搭載する同シリーズのハイエンドなグレードをベースに、カスタムした車両だ(撮影は1984年)。

※本記事および画像は、2022年8月発行の『REAL TRUCKS 2』(交通タイムス社刊)の一部を引用・再編集したものです。

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