ジャパントラックショーin 富士スピードウェイ2025 大盛況のうちに終了

日本最大級のトラックの祭典「ジャパントラックショーin富士スピードウェイ2025」が10月26日(日)に開催された。2016年よりパシフィコ横浜で各年開催されているトラック関連の総合展示会「ジャパントラックショー」のフィールドイベントとして2022年から富士スピードウェイにステージを設け、車両やパーツを「観る」展示会だけでなく、「走る」「楽しむ」要素を加えた体感型のアクティブなお祭りとして、トラックドライバーのみならず、同行するファミリーやトラックファンなどギャラリーにも好評を博したイベントになっている。ちなみにこちらは毎年開催の催しだ。

今回で3回目となる同イベント。悪天候になると予報されていたが、当日は曇り時々雨という天気になんとか持ちこたえ、オープン前からトラック・運送関係者をはじめ、お子様連れのファミリーやギャラリーなど多くの来場者が富士スピードウェイの会場ゲートに並び総勢9628の来場者数を記録。盛況なイベントとなった。

メイン会場のAパドックには三菱ふそうなどのトラックメーカーや架装メーカー、パーツメーカーなど46社ものトラック関連企業がブースを出展。来場者たちは展示される最新のトラックや特装車などを興味津々で眺めていた。さらにパーツメーカーやショップなどのブースではイベント限定の特価品を販売するなど、大いなる賑わいを見せていた。全国各地の運送会社もブースを出展。企業PRやリクルート活動などを積極的に行なっていた。また同エリアではトラック専用レッカー車と熟練の技術者による大型トラックのレスキュー実演も行なわれた。

数あるプログラムのなかでも注目は、富士スピードウェイならではのサーキットを使ったアトラクション。本コースをトラックが駆ける、毎回好評のパレードランでは総数87台の大型トラックやトレーラーなどの車両がレーシングコースを疾走し、普段の富士スピードウェイとは違った非日常の迫力の光景が来場者たちを楽しませていた。またこのパレードランにはリピートで参加する運送会社が多く、会社の社長が申し込んで、その年の優秀ドライバーがコースを走るという福利厚生的な活用もなされていた。

Bパドックにはパレードランに参加したトラックが多数駐車。参加車両は各社手塩にかけてモディファイしたカスタムトラックが多く、それらを1台1台チェックするトラックファンの姿も多く見られた。

さらに本コースでは昨年に引き続き、ボルボなど4種のトラックの試乗会も行なわれた。事前申込制のメーカーや運送会社の試乗会は、予定枠数を大幅に超える申し込みがあり、大盛況となっていた。また周回コースを利用したEVトラックの試乗会も好評だった。

またショートコースでは、大型トラックの乗車体験も開催。A パドックでは自衛隊の高機動車の乗車体験や大型トラックを引っ張る綱引き、はしご車の搭乗体験など、ファミリーやお子様たちにも大人気のアトラクションも行なわれた。

プログラム・アトラクションの数は過去最大規模。3回めの開催で、富士のトラックショーも恒例の人気イベントとして認知度が上がる結果となった。

また来年2026年の5月14日(木)〜16日にはパシフィコ横浜にて隔年開催の「ジャパントラックショー2026」も開催される予定。日本最大のトラック関連業界の展示会のさらなるコンテンツにも期待したい。

詳細は特設サイトをチェック!!

ジャパントラックショーin富士スピードウェイ2025

https://truck-show.jp/fsw2025

ジャパントラックショー

https://truck-show.jp

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