「トラック専用」にはどんなものがあるのか再考してみた

日頃からトラックや物流についてはアンテナを張っているつもりなのだが、ふとした瞬間に「トラック専用」という言葉はよく聞くが、どんなのが専用なのかと考えた。確かにネットで検索すると〇〇専用というキーワードは山ほどあるし、そのなかにはもちろんトラック専用というものもある。しかし具体的にはどんなものがあるのを想像してみたところ、それほど多くのトラック専用が思い浮かばなかった。ネットニュースを制作るにあたりこれではイカンと思い立ち、トラック専用について調べてみたので今回はその内容を届けしようと思う。

最初に思いついたトラック専用は「ナビゲーション」だ。トラックカーナビの機能は普通車用とは少し違い、トラックカーナビならではといえる機能を持っている。例えば、普通車ではあまり気にならない車高制限・車幅制限・重量制限などの規制情報を地図上で確認できる。これはボディの大きなトラックならではの機能といえるだろう。

また大型車が利用できる広めのスペースがとられた駐車場施設だけを絞り込んで検索が可能という機能もある。

次のトラック専用は洗車機だ。乗用車であれば、郊外には洗車専用の施設が多く見受けられるが、トラックサイズのクルマが洗車できる施設は聞いたことがない。そのためトラックの場合はガソリンスタンドに設置されている洗車機を使うことになるのだが、この洗車機はもちろんトラック専用だ。

トラックを洗える大型車専用洗車機は、ガソリンスタンドやトラックターミナルに設置されており、全長12m以上の車両にも対応するのが一般的だ。高圧ジェット水流と回転ブラシで汚れを落とし、洗剤噴射やワックスコーティングも自動で行なうが、2025年現在、最新モデルでは節水技術が向上し、1台あたり約200リットルの水使用量で済む機種も登場している。

実際にトラック用の洗車機を見ると、まずその高さが通常の洗車機と比較すると2倍近くあるので存在感は抜群だ。先述の通り、洗車する方法は一般的な乗用車用と同じなので、高さ以外の見た目にはそれほど差はない。

料金は場所や洗車メニューにもよるが1回約1000円から3000円が相場で、24時間営業の施設も多くなっている。ちなみに大型車が使える洗車機の値段は1000万円オーバーだ。

では最後のトラック専用だが、「トラックが描かれた標識」だ。とはいっても実は。この標識が意味するのはトラック専用レーンではなく、大型貨物車などの通行を指示する標識で、普通車やバイクが走ってもまったく問題ない。しかし、トラックのイラストが描かれているためにトラック専用レーンと勘違いしている人もいるので、あえてトラック専用のテーマに混ぜてみたのだ。

このトラックマークは「特定の種類の車両の走行区分」を示す標識であり、この表示がある区間では、大型貨物自動車、特定中型貨物自動車、大型特殊自動車は左から1番目の車両通行帯(第一通行レーン)を通行しなければならない(追越しなどで一時的に第二通行帯を走ることは可能である)。というものだ。そのため、イラストがトラックでもトラック専用レーンではないということになる。

このほかにもトラック専用というとタイヤ、チェーン、泥除け、パーツなどがたくさんあるが、今回はあえてトラック専用と名前が付くパーツ以外に着目してみたが、いかがだっただろうか。

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