エンジン警告灯は、エンジン制御や排出ガス浄化装置などに異常があると点灯・点滅する。点灯してもすぐ走行不能になるとは限らないが、異音や振動、出力低下がある場合は無理に走らないことが重要だ。車種ごとの取扱説明書を確認し、早めに点検を。
エンジン警告灯が点く主な原因
メーターパネルにエンジンの形をした警告灯が点くと、「このまま走って大丈夫なのか」と不安になる人も多いだろう。
エンジン警告灯は、一般にエンジンやその制御系統などに異常が検知されたときに点灯する。
メーカーの取扱説明書では、エンジン電子制御システム、電子制御スロットル、トランスミッション電子制御システム、排出ガス浄化装置などの異常が原因として挙げられている。つまり、警告灯が点いたからといって原因がひとつに決まるわけではない。
センサーや制御系の異常から、排出ガス関連装置の不具合まで幅広い可能性があるため、警告灯だけで故障箇所を特定することはできない。

点灯・点滅したらどうする?
エンジン警告灯が点灯・点滅した場合、直ちにエンジンが停止するとは限らないが、メーカーの指示に従い、安全な場所で車両の状態を確認することが基本だ。
警告灯の点灯に加えて、
- エンジンから異音がする
- 振動が大きい
- 加速しない
- エンジン回転が不安定
- 煙や異臭が出ている
といった症状がある場合は、無理に走行を続けないほうがよい。
また、油圧警告灯、高水温警告灯、充電警告灯などが同時に点灯している場合は、エンジン警告灯より緊急度が高い。油圧警告灯や充電警告灯が点灯したままの走行は避け、ただちに安全な場所に停車してエンジンを停止し、販売店や整備工場に連絡する。
点灯したらまず何をすればいい?
エンジン警告灯が点いたら、まずメーターパネルの表示と車両の状態を確認する。
異音や振動など明らかな異常がある場合は、安全な場所に停車する。
走行に大きな異常を感じなくても、警告灯を長期間放置するのは避けたい。日産も、警告灯の点灯・点滅時にはすみやかに安全な場所へ停車し、取扱説明書に従った対応と早めの点検を受けるよう案内している。
エンジンを一度停止して再始動したときに警告灯が消えることもあるが、それは異常が解消したことを保証しない。再び点灯・点滅した場合や、消灯しても気になる症状がある場合は点検を受ける。
特にトラックは走行距離が長く、積載状態で使用されることも多い。小さな異常を放置すると、運行中のトラブルにつながる可能性もある。
エンジン警告灯が点いたら、「走れるか」だけで判断せず、他の警告灯や車両の症状を確認し、必要に応じて安全な場所に停車して整備工場や販売店に相談することが基本となる。
